お金、楽しく生きる、愛についての書籍

大変ご無沙汰してしまいました。

私情ですが、転機がありました。
このブログ記事の本題の書籍に出会い、
みなさまに共有したいという率直な思いから綴ることにしました。

「お金の真理」与沢翼 著 (宝島社)

わたしは、投資に対する勉強に手をつけようと思い立って、
まず、具体的な方法より、
投資などに対する基本的な考え方や捉え方を掴む必要があると考え、
こちらの書籍に辿り着きました。

2020年4月に発売されたものですが、
3年以上経過した現在も本質となる内容は、
全く古いものではありません。

細かい出来事やご経験を綴られているものは
時事ネタもあるので古いものはありますが、
この本に綴られた本質や心理は、寧ろ、
2023年現在、真向からこの時代に向き合った本質を突いていると感じました。

失敗談から綴られていることもまた、
この著書を手に取り、読みたいと思った一つの要素です。

最もらしい成功論やプラス思考だけでまとめられたものは
信用できません。

著者である与沢氏が
何を敬い、愛し、どのように考えているか、
経験や結果、それに基づく予想観測的なお話も、
頭にある程度思い描くことができます。

また、与沢氏は、
「Yes」「No」のみの二元論では終わらない複雑な考え方にも触れています。

二元論で終始することはありませんが、
「これはYesです」
「これはNoです」
といった経験論に基づく明確な答えも持っています。

辛辣であるけれど、潔く快く捉えられる内容にまとまっています。

わたしはこの著書を読み、
真逆に考えていたことがあり、
倫理的に正しいという観点から
疑いもしなかったことがありました。

安易に人を信用せず、疑うことから始めるべきというお話です。


人を信用することは簡単なことですが、
人を疑い、何事にも思慮深くあるべきで、
その上で、この人のためだったら裏切られても構わないと思うぐらい
信用できる人を最小限持つこと、
その人をとことん信用するというものでした。

この話は、愛のあるお話だとも感じました。

メディアに取り上げられているような
著名人の著書も、まずは書店で手に取ってみて

  • 目次に書かれている内容
  • 装丁やその書籍の書体や字詰め具合
  • 内容を伝えるに適切な言葉、文体、文調

このような直感や肌感覚で
多くの書籍に出会っていただきたいと思いました。

みなさまのおすすめの著書も知りたいです。
そのとき手に取った読み手のことも写し出されるのが
おすすめの著書になるはずです。

この時代だからこそ、
無関心ではなく、興味を持って
社会に向き合いたいものです。

Thanks.

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